事例紹介
目的
✓求職者と求人を効率的に管理できる仕組みを構築したい
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課題
✓求職者・求人情報を管理する仕組みが整っておらず、案件進捗の確認やマッチングに時間がかかっていた
✓立ち上げ時点で多数の求人を抱えており、早急に仕組み化する必要があった -
導入の決め手
✓求職者・求人・企業情報が人材紹介システム内で全て管理できる
✓全求職者の選考状況が一目で確認でき、KPI管理が容易
✓複数の求人媒体との連携ができるなど、自社業務フローに合わせて業務効率化ができる -
効果
✓求職者の選考状況や対応履歴が記録でき、次回アクションを適切に実行できるようになった
✓手作業で行なっていたマッチング作業を一部自動化し、求職者への案件紹介数が増加した
✓求人媒体への求人掲載にかかる時間が大幅に減少し、これまで求人あたり1.5時間かかっていた求人票作成時間を1/3程度に短縮
管理部門特化の人材紹介事業で成長を続けている、アクティブアンドカンパニー様。
2016年の人材紹介事業の立ち上げ初期からキャリアプラス2(CareerPlus2)を導入頂いております。今回、活用の秘訣をお伺いしてきました。
※本記事はキャリアプラス2(CareerPlus2)の導入事例記事です。
導入背景
ーキャリアプラス2の導入経緯を教えてください
当社は元々、組織人事コンサルを主力事業としている会社で、組織戦略の策定、人事制度の構築や教育研修など、人事サービス全般をカバーしていることが大きな特徴です。組織・人事コンサル事業や教育研修事業の提供を行う中で、人材紹介のニーズがあることがわかり、ニーズに対応するためにヒューマンリソース(人材紹介)事業を立ち上げました。
本業の組織人事コンサルで培った関係性や強みを活かし、管理部門に特化した人材紹介サービスを提供させて頂いております。
当社の場合、コンサル事業から人事紹介事業をスピンアウトさせてこともあり、人材紹介免許の取得時点から、約400社の求人案件と月次50~100名程度の求職者のエントリーがありました。そのため、事業立ち上げ段階から求職者や求人情報を適切に管理する必要性がありました。
しかし当初利用していたエクセルではセキュリティの担保と、求職者・求人情報の管理や選考ステータス管理の効率性の両立に限界を感じており、導入の検討をはじめました。
特にキャリアプラスに関しては、立ち上げメンバーの中にキャリアプラスの利用経験者が既におり、導入後の運用もしやすいだろうと判断し、ご提案をお願いしました。
キャリアプラスに決めた理由
ーなにが導入の決め手になりましたか?
以下2点がキャリアプラス2導入の決め手です。
1つ目は、求人・求職者・企業の情報が1つの人材紹介システム内で管理でき、求職者が今どのステータスにいるか、エージェントは次になにをすべきかといった進捗状況が一目で確認できる点です。
先程お話した通り、事業立ち上げ当初から多数の求職者・求人があったため、管理体制が追いついていない状態でした。
現在は改善されておりますが、当時はお恥ずかしながら、就職者ごとの対応履歴や最新の状況が把握できていませんでした。たとえば、どのような求人を紹介したか?応募意思確認はとれているのか?求職者に選考結果を通知したか?などがエクセルでは管理が難しく、求職者の信頼を損ねてしまう場面もありました。
キャリアプラスの場合は、個別求職者の対応履歴の記録や検索機能が充実しており、課題解決につながる人材紹介システムだと感じていました。
2つ目は、複数の求人媒体との連携ができる点です。
求職者募集のために複数の求人媒体を利用している人材紹介事業者の方も多いと思います。
当社でも、リクナビやマイナビ、enミドルの転職など複数の求人媒体にクライアントから頂いた求人情報を掲載する必要があります。
しかし、企業側から頂いた求人情報を掲載する場合、それぞれの求人媒体によってフォーマットやアップデートのルールがバラバラなため、求人掲載をするためには、媒体別に作り直す必要があり膨大な作業時間が発生していました。
しかしキャリアプラスでは、求人情報をシステムに入力しておけば、求人メディアごとにフォーマットをあわせた求人情報を、指定項目にあわせて出力することができるため、求人票の作成や登録時間を短縮できると考えました。
導入後
ー導入前後でどのような変化がありましたか?
大きな変化は2つありました。
1つ目は求職者に対して「適切なタイミングで」「適切な対応」が行えるようなったことです。
キャリアプラスを導入したことで、求職者の選考状況が人材紹介システム上で確認・更新できるようになり、正確な選考状況をいつでも気軽に把握できるようになりました。
さらに人材紹介システム上に蓄積された面談記録や対応履歴機能を活用することで、求職者に対して適切かつ迅速な対応を実現できるようになりました。例えば「5日前に面談し、その際に求人を紹介した。今日応募意思を確認しよう。」「日中は仕事で多忙と面談記録に残っているから、夕方に電話しよう。求職者は仕事を通じた成長を気にしていた、成長性に対して率直な感想をきいてみよう」といった具合です。
転職手段が多様化し、求職者が複数の人材紹介事業者や求人媒体を活用するのが当たり前になってきている中で、選んでもらうためにはきめ細かいサービス提供が重要だと思いますし、キャリアプラスはそれを手助けしてくれる心強い味方ですね。
2つ目は求人媒体への求人掲載の効率化です。
求人票作成と同じように、クライアントから頂いた情報を複数の求人媒体に掲載するのですが、キャリアプラスに求人情報を登録しておくことで、各求人媒体に最適化された求人情報を出力することができるようになりました。
結果として、これまでそれぞれの求人媒体に合わせて求人情報を作成していた時間がなくなり、業務効率化を実現することができました。
ー求職者と求人のマッチング機能についてはいかがでしたか?
ブレイン・ラボの営業担当者の方に具体的な活用方法をお聞きして、運用をスタートしました。数値でマッチング度が表現されますので、エージェントにとっても求職者と求人の相性が直感的にわかりやすく、導入前に比べてマッチング作業が一部オート化された分求職者一人あたりの求人紹介数がアップいたしました。
また、求職者のレジュメと求人票を個別に照らし合わしながら紹介求人を探す、という作業も削減され、業務効率化にも貢献したと思います。
ーブレイン・ラボ営業担当のアドバイスが役立った場面は他にありますか?
営業担当の方にアドバイス頂き導入した事例でいいますと、求人票作成の効率化があります。
人材紹介業の立ち上げ当初は求人票テンプレートや業務管理システムがない状態だったため、求人票テンプレートに記入し、求人票を作成していました。以前は業務管理システムがなかったため、頂いた情報を自ら整理してうえで、求人票に書き写す作業が必要でした。そのため1求人あたり1時間30分ほど時間がかかっていました。また、求人票に記載された内容にも作業者ごとにバラつきがでてしまい、非効率な状況となっていました。
キャリアプラスから求人票を出力する方法を教えて頂いてからは、格段に作成スピードがアップし、結果として1求人30分程度で求人票を作成できるようになりました。新規求人に対してどれだけ早く・たくさんの求職者を獲得できるかは、クライアント企業からの信頼獲得に大きく関わってきます。
求人票の作成スピードの効率化は、単なる業務効率化にとどまらない事業貢献があると思います。
ブレイン・ラボ社に対する感想・期待
ー最後に、ブレイン・ラボ社に対する期待があれば教えてください。
いくつかあるのですが、大きく2点あります。
1つ目に求人票のレイアウトや項目設定が自由にできるとありがたいです。
求人やクライアント企業によって、表記すべき求人情報が異なる場合があります。
状況に合わせて複数の求人票を簡単にカスタマイズしたり、使い分けられると成約数の増加につながるかと思います。
また、場合によってはブラインドレジュメ(注:求職者の個人情報を取り除いたレジュメ)を送付する必要があるため、求職者の性別・年齢・学歴・職歴など一部の項目を非表示にして履歴書・職務経歴を出力できると嬉しいです。
2つ目ですが、採用管理システム(ATS)との連携を希望します。
最近では人材紹介事業者も、クライアント企業が利用している採用管理システム(ATS)のアカウントを発行して頂き、採用管理システムを経由して求人情報をやりとりすることが増えてきました。
そのため、キャリアプラスと採用管理システムが連携し、求人情報の登録・更新が自動的に行えるようになると、さらなる業務効率化を実現できると考えています。
株式会社アクティブアンドカンパニー
- 業種:
- 人材紹介
- 事業概要:
- 組織活性化コンサルティング業(組織・人事コンサルティング業)、クラウドサービス事業
- 従業員数:
- 43名